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口コミ総数 15
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料金も安いし、大変良い
とても良かったのでまた利用したいです。
満足でした。
山形県内陸北部に位置する新庄駅は、山形新幹線と奥羽本線が乗り入れ、県内西部へ延びる陸羽(りくう)西線(奥の細道最上川ライン)と、山形と宮城を結ぶ陸羽東線(奥の細道湯けむりライン)と接続するジャンクション駅です。山形新幹線の終着駅でもあり、県南部に位置する山形市へは新幹線で約46分、首都圏へは約2時間46分でアクセスできる、交通の要衝として親しまれます。
駅に併設された「最上広域交流センターゆめりあ」は、さくらんぼを使用したお土産や、観光情報を扱う商業施設です。館内北側にある「もがみ体験館」では、富樫義博先生を始めとした、新庄市出身の漫画家たちのイラスト作品を展示しています。
江戸時代には、新庄藩の城下町として、また羽洲(うしゅう)街道の宿場町として栄えた新庄市には、文化&歴史的観光スポットが目白押しです。駅から車で約9分の最上公園は、新庄城跡を利用して整備された公園です。春には、春まつりや、“春告げ魚”として親しまれるニシンを焼いてお酒を酌み交わす「カド(鰊)焼きまつり」が開催され、多くの人出で賑わいます。
例年8月に行われる「新庄まつり」は、県内唯一ユネスコ無形文化遺産にも登録された新庄市夏の風物詩。歌舞伎や歴史物語をモチーフにした大迫力の山車(やたい)が、お囃子に合わせて街を練り歩く姿は圧巻です。お祭り当日は、最上公園から新庄駅へ延びる県道32・313号線を中心に、周辺道路に交通規制が敷かれます。お出かけの際は、新庄まつり公式サイトで事前に道路情報を確認しておきましょう。
「最上(もがみ)公園」は、市指定史跡である新庄城址と、歴史ある神社が鎮座している公園です。アクセスは東北中央自動車道新庄北ICから車で約4分です。新庄城は戸澤政盛が築城し、その後も長い間戸沢氏が居城していましたが、1868年の戊辰戦争で庄内藩の攻撃を受け落城し、廃城しました。現在は本丸跡に護国神社、天満神社、戸澤神社、稲荷神社が祀られています。公園内は当時の石垣や塀が残されており、かつて城があった面影が感じられます。
天満神社は、藩政時代から残っている貴重な建造物で、県指定建造物にもなっています。古くて趣のある神社は一見の価値があります。
戸澤神社は新庄藩主の戸澤氏が祀られている神社です。戊辰戦争のときの菊花御紋の旗が現在も保存されている場所は、戸坂神社と靖国神社だけと言われています。護国神社では戊辰戦争以降の戦死者が祀られています。
広大な公園内は、神社があるだけでなく池や庭園もあり、静かで落ち着いた時間が過ごせます。堀の周辺はジョギングや散策に最適です。春にはシダレザクラやソメイヨシノなど約300本の桜が咲き誇り、お花見シーズンは多くの人が訪れます。また、毎年4月から5月にかけて「新庄カド焼きまつり」が開催されています。カドとはニシンのこと。焼き立てのニシンを食べながら春の到来を喜ぶという趣向の祭りで、新庄ならではの風物詩です。
このように、最上公園は新庄城址でもあり、神社巡りもできる見どころのある公園です。特に花見シーズンは美しく園内が美しく彩られるのでぜひ訪れてみましょう。
最上川は山形県の中でも一番長い川で、日本の中では7位の長さを誇り、全長は229mあります。松尾芭蕉の「五月雨をあつめて早し最上川」という俳句でも有名です。江戸時代には米や物資を船で運ぶ交通路として利用され、山形県の経済に大きな影響を与えてきました。それをモチーフに最上川舟歌が作られ、現在でも川舟下り中に船頭さんが歌ってくれます。
最上川舟下りは、美しい景色を眺めることはもちろん、急流にのまれるスリルを感じるなど、さまざまな楽しみがあります。春や夏はきれいな緑、秋は紅葉が山を赤く彩る景色、冬は山が白く雪化粧する姿など、四季折々の美しい風景に感動するでしょう。手つかずの景色はダイナミックで、川舟下りだからこそ見られるものもあるので、じっくりと堪能してみてください。
最上川舟下りは、「最上狭芭蕉ライン観光」と「義経ロマン観光」が運営しています。最上狭芭蕉ライン観光を利用する場合、乗船場までは国道13号と47号の交差点から車で約20分です。JR古口駅の近くにある乗船場に車を停め、歩いて古口港まで行きます。草薙港までの約1時間の片道コース、もしくは往復コースが選べるので、じっくり見たい方は往復コースがおすすめです。草薙港から名滝で有名な「白糸の滝」を通り草薙港に戻るコースもありますが、4月から11月までの期間限定で予約が必要です。乗船場と降船場の場所が違うので、降船場から駐車場へ戻るときは路線バスか、有料の車の回送を利用します。路線バスだと15分ほどで駐車場に戻ることができます。
義経ロマン観光の川舟下りは、「仙人堂」へ参拝できるのが特徴です。JR陸羽西線高屋駅には無料の駐車場があるので、そこに駐車して乗船上まで行くと徒歩2分ほどです。