【東京・ベルテックス】不動産投資によってお客様の「人生の選択肢を増やす」をミッションに

ベルテックスのベルシード西綾瀬

株式会社ベルテックス(梶尾 祐司社長)は、『より多くの人々の不安を「夢」や「希望」に変える』を 企業理念に掲げ、お客様の「人生の選択肢を増やす」をミッションに、ニーズに沿った不動産コン サルティング、不動産企画・開発、売買・賃貸仲介や賃貸管理業務、不動産の運用、損害保険代 理店業務、生命保険の募集に関する業務を提供する総合不動産カンパニーです。

2010年の設立以降、価値ある不動産投資物件の供給に邁進し続け、開発用地仕入から企画、建築工事の内製化、販売、引渡し後の賃貸管理、建物管理までを自社完結できるワンストップ体制や、お客様の多様なニーズにも対応、豊富な提案を展開中です。

今回は、ベルテックスの不動産事業本部 営業推進部 部長代理の辻井 知明氏、同事業本部同部 係長の李昂潤(り・こうじゅん)氏、品質管理本部建築部建築課 課長の高橋 光輝氏にベルテックスの不動産投資の魅力や最近では施工も網羅し、ワンストップでサービス を展開している状況について話をうかがいました。

【東京・ベルテックス】辻井知明氏
辻井知明氏
【東京・ベルテックス】李昂潤氏
李昂潤(り・こうじゅん)氏
【東京・ベルテックス】高橋光輝氏
高橋 光輝氏
目次

首都圏をメインに不動産開発、販売をワンストップで展開

ベルテックス 不動産事業本部 営業推進部 部長代理の辻井 知明氏

――まず、ベルテックスさまの会社概要からお願いします。

辻井 知明氏(以下、辻井氏)

ベルテックスは、不動産コンサルティング、土地・物件の売買、ブランド開発、賃貸管理までワンストップサービスを提供する総合不動産会社です。現在は、東京23区を中心に1K・1DK・1LDKの新築・中古物件を主に取扱い、オーナー様・入居者様とともに高い水準でのニーズ応える不動産コンサルティングを業務の軸としています。

自社ブランド「VERXEED (ベルシード)」 「VERXEED STAIR」(ベルシードステアー)の開発・管理のほか、不動産クラウドファンディングサービス「VERFUND (ベルファンド)」の運営などを展開中です。設立は2010年12月、本社所在地は東京都新宿区、従業員数は約200名に及びます。

事業の柱は、「不動産企画・開発」「賃貸・建物管理事業」 「不動産コンサルティング」から構成。不動産企画・開発は、不動産投資を検討されるオーナー様に対して、収益性はもちろん、入居者様の満足度が高く、長く移住される堅牢な物件を提供するため、自社で開発用の取得からマンションの開発・設計施工を行っています。ベルシードの入居率は2024年11月現在99.5%を実現しています。次に、「VERXEED STAIR」(ベルシードステアー)は、首都圏の単身者に特化したコンパクトマンションシリーズ。駅からのアクセス、都心までのアクセスが良く利便性の高さが特徴です。

次の賃貸・建物管理事業は、4つのプランを用意し、集金代行から空室保障といったオーナーの不安により沿ったサービス提供を実施。オーナー向け、入居者向けそれぞれに独自のアプリサービスを提供しています。

不動産クラウドファンディングに注目が集まる

「VERFUND」の仕組み
李 昂潤氏(以下、李氏)

次にベルテックスは、インターネットを通じて余裕資金などの資産を運用したい投資家から資金を集めて、「VERFUND」(ベルファンド)を運営。不動産運用を行い、運用益や売買益を投資家に分配する仕組みの不動産クラウドファンディングが人気です。たとえば第9号『VERXEED 中板橋』の応募率が1,126%を記録するなど、投資家から高い関心が寄せられています。

ベルテックスの不動産事業本部 営業推進部 係長の李 昂潤(り・こうじゅん)氏
李氏

第9号の応募率が驚異的な1,000%を越えた理由には、1点目は立地です。ビッグターミナル「池袋」を約3km圏におさめ、都心・副都心に寄添うような好ポジション。都内のあらゆる場所へのアクセスが自由自在の立地で、通勤や通学、レジャーにゆとりを生む駅徒歩3分と駅チカの物件という点が大きいです。ビジネスはもちろん、ショッピングやレジャーなど、都市でのアクティブな暮らしの拠点として相応しい好立地です。

次に分配利回りを年率9%と高い水準に設定したことは大きな効果を生みました。募集時期は2023年10月頃でしたが、当時のメガバンクの普通預金の年利は、0.001%。魅力的な利回りの不動産クラウドファンディングは既に投資家の間で有力な選択肢の一つとして確立されつつあります。

広告・宣伝手法としてはSNSを活用したアフィリエイトでのアプローチを展開したことが功を奏しました。さらに運用期間が3ヶ月という短い運用期間も高い評価を受け、以上の4点の要素はうまく合わせって、高い応募率をたたき出しました。

――不動産クラウドファンディングでは、応募しようとすると、すぐ案件の応募が埋まり、人気が集まっていますね。

李氏

同業他社の事例でも1日で埋まった事例があります。当社としても話題性を兼ねた、物件のリリースを検討中で、市況に沿い顧客が関心を持つ案件をこれからも出していく方針です。

不動産クラウドファンディングはワンルームマンションとのクロスセルを行っています。現在、弊社の不動産クラウドファンディングサービスにご登録いただいている会員様の投資に対するリテラシー及び投資意欲を高められるよう、創意工夫をしながらワンルームマンションへの投資実行に繋げたいです。尚、小口化投資のPRについては今後も引き続きアフィリエイトサービスを活用しつつ、利便性向上を始めとするカスタマージャーニーの改善を図っていきたいです。

その理由は、スマートフォンでファンドの状況を確認し、さらに申し込みまでを行っていますのでその利便さを求められている市況です。当社も3年前から電子取引業務を開始し、パソコンやスマーフォンー台で完結できるシステムへと移行しました。スマートフォンでは、SNSを見られる方が多いので、X、Facebook、Instagramなどにアフィリエイト広告を挟み込んで、より多くの方の日常に多く触れるようなアプローチが主流になっています。このPR手法を引き続き行っていきます。

「VERFUND」では、第9号の『VERXEED 中板橋』の応募率は、1,126%と驚異の数値を達成

――最近の業績も教えてください。

辻井氏

事業も順調に成長し、14期(今期)の売上高予想は284億5,500万円と対前年度比133%の成長率。販売戸数は 824 戸(14期)、管理戸数は、4,464戸 (14期)です。エリア展開では、東京本社、関西支店や中部支店のほか直近では、札幌、福岡に支店を設置し、これからその他エリアにも支店開設を予定し、全国の主要都市へ販売網を展開していきます。基本的には、地方のお客様に対しても東京の物件を販売するスタンスです。ちなみに賃貸物件の入居率は、99.5%を実現しております。

不動産とローンの種類が多様な点が大きな強みに

――御社の独自性についてはいかがですか。

辻井氏

第一に物件と金融機関の多様性にあります。新築1棟全体の開発から中古区分の提供、あるいは中古1棟をそのままリノベーションしての提供するなど幅広く商品を扱っています。さらにお客様が物件を購入する際、当社独自の調査では、他社の不動産会社と比較しても提携銀行は14行と大変多く、お客様は多くの金融機関の条件からより良い物件を購入できるのです。不動産の種類×ローンの種類がコンサルティングの幅を拡げ、多くの選択肢を提供いたします。

次にベルテックスは自社で土地を仕入れから施工、販売・管理までをワンストップで展開。特に投資用ワンルームを開発・販売している会社でゼネコン機能を内製化されているところは少ないと感じています。ゼネコンの利益相当分を圧縮することが可能となり、スケジュールの管理も立案しやすいメリットもあります。

李氏

先ほど説明した不動産クラウドファンディングの「VERFUND」も独自性を示す活動です。一口10万円と安価で投資可能な点で、運用期間も約3ヶ月からと短いです。一般的に不動産投資を行なえる方は、相当裕福というイメージが先行しています。しかし、そうではなく投資用不動産の間口を広げ、「VERFUND」で実際に投資される機会を当社で創出し、投資用不動産について認知していただければありがたいと考えています。

メイクスデザイン新宿の1室が「VERFUND 15号」の案件となった
辻井氏

当社のミッションは、『「人生」の選択肢を増やす』ことにあります。ミッションを強く意識し、会社全体が動いています。

不動産市況は好調だが、今後金利リスクの可能性も

――不動産投資についての所感もいただけますでしょうか。

辻井氏

国内の収益用不動産(オフィス、賃貸住宅、商業施設等)の市場規模は約290兆円と拡大し、その内の賃貸住宅は、約77兆円の規模です。しかも日本銀行は長期にわたりゼロ金利政策や低金利政策を実施してきましたが、現在は政策金利をおおむね0.50%程度に据え置いており、依然として国際的に低水準にあります。金利が低いため、資金調達コストが抑えられ、特に住宅ローンや不動産ローンの金利も非常に低い水準にあり、不動産投資では低金利は借り入れコストを削減し、投資家が不動産に対する投資意欲を高めるため、不動産価格が上昇することが期待されています。しかし、ここに来て金利上昇のリスクが高まっており、不動産市況の好調さが今後とも続くとは不透明な点があります。

このような背景で当社としては物件価格や賃料が上昇傾向にあり、お客様の投資用不動産を預かる身ですから、堅実に資産形成の一助となるよう事業を展開していきます。

ゼネコン機能も内製化し、施工も行う

投資用不動産のオーナーの属性は年収は意外と高くない。そのワケは!?

――投資用不動産のオーナーの属性は。

辻井氏

年齢的には30代から40代が比較的に多く、年収層のボリュームゾーンではトップが1,000万円層、2位は700万円台、3位が600万円台、さらにその次は500万円台です。このデータからみるといわゆる高所得者層とは別の領域の方がオーナーになっている実態が明らかになっています。このオーナーの方々が金融機関からローンで借りられ、それを賃貸に出されています。

――私のイメージで恐縮ですが、手元の現金1億円がないと、不動産投資は難しいと思っていたのですが。

辻井氏

不動産投資とは「他人資本」を活用し、ごく少額の自己資金で大きな資産を築く手法と一般的にはいわれています。ご自身の手持ちの資金を利用して投資するだけではなく、金融機関から資金を借りて家賃収入を得てこの家賃収入でローンを返すのです。確かにローンを組むと借金を負いますが、保有する部屋を入居者をしっかりと確保できれば、十分有益な投資になりえます。当社としては、物件よりも仕組みを販売している感覚に近いです。

たとえば、物件購入は場合によっては、頭金は、10万円からスタートすることも可能ですし、提携銀行が14行ですので様々なローンの条件の提案もあり、豊富な低金利ローンも選択できます。ですから、必ずしも手元な多額な現金がなくとも、不動産投資は可能です。

他社と比較し、借入の金利が低く、金融機関が豊富な点が決め手

――オーナーのお声も紹介していただけますか。

辻井氏

不動産投資に興味があり、ベルテックスのセミナーに申込み、実際にご購入された方を紹介します。「メリットやリスクをちゃんと教えていただき、疑問にも親身に教えてくれて信頼できそうだと思いました。他社に比べて借入の金利が低く、金融機関が豊富なところが購入の決め手です」というお声がありました。

オーナー向けアプリ

――アプリケーションを活用したサービスも展開中ですね。

辻井氏

オーナー様、入居者様向けにアプリケーションを使ったサービスを行っています。ベルテックスオーナーアプリでは、当社からの収支報告、書類保管、物件情報の管理など、煩雑な管理を電子媒体で一元管理。通常では、お電話でお問い合わせを受け、お手紙でやり取りすることもありますが、皆さまスマートフォンをお持ちですから、アプリケーションをダウンロードされ、チャット機能をご活用され、様々なやり取りを実施しています。営業時間外の問い合わせも受けることは可能ですので、スピーディーに返信するなどのやり取りが実現しています。

入居者向けアプリ

――どのようなお問い合わせが多いのでしょうか。

辻井氏

たとえば入居者様が退去をされた際、オーナー様から、「次の募集条件はどのようにしたらよいでしょうか」と相談を受けることがあります。一方、テナント様は、「更新についてはどのような手続きを取ればよいですか」との問い合わせもあります。ご利用されている時は、いつでも思いついたら、質問が出来ますので、オーナー様、入居者様にとっては大変便利なツールですが、高齢者の中には扱いづらいという声もあり、全員がダウンロードしている状況ではありません。今後は、このアプリケーションを全員にご利用いただくのが今後の課題です。

ゼネコン機能の内製化によりコストダウンに成功

20年以上、マンションなどの現場監督をつとめ、豊富なキャリアを持つ、ベルテックス 品質管理本部 建築部建築課 課長の高橋 光輝氏

――そして次はゼネコン機能の内製化の意味については。

高橋 光輝氏(以下、高橋氏)

当社のゼネコン機能の内製化は2年前から開始しました。建築士、施工管理士などの資格取得者を採用し、自前で施工できるような体制を整えました。それまではゼネコンに工事を発注していましたが、発注金額には当然にゼネコンの利益が含まれますのでその分を削減できた効果は大きいです。さらに、近年では建材費の急激な高騰や、技能者と呼ばれる職人の不足もあり、単なる外注では対応が困難な状況です。しかし、内製化によって工事に精通したメンバーが揃い、彼らは職人との人間関係も密に築いているため、スムーズな工程管理が可能となり、非常に大きな意味を持っています。

――高橋様の前職も教えていただけますとありがたいです。

高橋氏

以前、マンションを主体とするゼネコンにて、現場監督として20年以上勤務していました。。当時は、3LDKのファミリータイプの工事が中心でしたが、今はワンルームタイプの工事に携わっています。前職時代からお付き合いのある協力会社の方々も今もベルテックスの工事にご協力いただいており、大変ありがたく感じています。当社と協力会社との高い信頼関係の構築を基盤として、ゼネコン機能の内製化はスタートさせたため、工事は非常にスムーズに進展しています。

新たなニーズに応え、新築賃貸マンションも進化を続ける

「べルシードα(アルファ)綾瀬」では、全戸IoT導入の新築賃貸マンションが完成

――最近の物件の動向では。

辻井氏

ホームIoTプラットフォームを開発・提供する株式会社リンクジャパンと連携し、東京都葛飾区で開発を進めていた、全戸IoT導入の新築賃貸マンション「ベルシード (アルファ)綾瀬」を、2025年7月に竣工しました。

本物件には、リンクジャパンのスマートホームサービス「eLife (イーライフ)」を各戸に導入。スマートホーム統合アプリ「HomeLink(ホームリンク)」を使用することで、スマートカメラや照明機器の遠隔操作などが簡単に行えます。また、センサー連動型のセキュリティを設置するなど、高度な防犯性能を備えた都市型マンションを実現し、入居者の安心・安全な暮らしをIoT技術によって支えます。

開発の背景では、テクノロジーを活用した住宅設備へのニーズが高まり、特に都市部では犯罪の増加や防犯意識の高まりを受け、セキュリティ対策の強化が急務となっている点が大きいです。

住宅を狙った侵入窃盗は長年減少傾向にありましたが、2023年には一転前年比11.3%と急増。近年の防犯意識の高まりにより、耐久性の高い防犯設備の導入が重要視されるなか、本物件はIoT技術を活用した防犯機能を標準化し、安心・安全な住環境の提供を目指しています。

このように、お客様のニーズに沿い、ベルシードも進化を続け、全戸IoT導入の新築賃貸マンションのベルシード 綾瀬を提案し、これからもお客様のニーズを着実に捉え、新たな新築賃貸マンションを開発してまいります。

会社概要

社名株式会社ベルテックス
設立2010年12月7日
代表取締役梶尾 祐司
所在地(本社)〒163-6009 東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー 9階
TEL03-6302-0544
FAX03-6302-0545
公式HPhttps://vertex-c.co.jp/
公式SNS・公式Facebook: https://www.facebook.com/vertex.realestate/
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