防府駅近くの格安レンタカー比較予約

防府駅近くのホテルから探す

• スーパーホテル防府駅前
• ホテルルートイン防府駅前
• ホテル・アルファ－ワン防府
• アパホテル〈山口防府〉

防府駅近くの観光情報

菅原道真公を祀る「防府天満宮」を中心に栄えてきた防府市。その中心駅が防府駅です。防府駅は山口県内最大の平野、防府平野のほぼ中央に位置しています。山陽本線の停車駅ですが山陽新幹線との接続はありません。防府市は西は山口市、東は周南市と接し、瀬戸内海に面する臨海部は瀬戸内工業地域の一部を成しています。自動車のマツダ、タイヤのブリジストンなどの輸送関連や協和発酵、バイエルクロップなど薬品関連の大工場が多数立地し、三田尻中関港は自動車の主要輸出港となっています。また、パイロットの養成を行う航空自衛隊防府北基地があり、自衛隊機の訓練飛行を見ることができます。
防府市は周防国の国府があった飛鳥時代にさかのぼり、日本最古の天満宮、日本三大天神のひとつ「防府天満宮」の門前市、山陽道の宿場町として栄えてきた街です。現在は工場が建ち並ぶ沿岸部では江戸時代から干拓が行われ、「東の赤穂、西の三田尻」と言われるほど製塩業が盛んだった場所でもあります。工場地帯の一角には入浜式塩田の施設を復元した三田尻塩田記念産業公園が整備されています。
これら以外にも、奈良時代に建立され当時のままの姿を保つ「周防国分寺」や幕末の歴史に関わる「三田尻御茶屋」など、防府市には歴史的に価値の高い観光スポットが多くあります。
これらに関連する歴史あるイベントも数多く、防腐天満宮の「鈴虫放生際」、「佐波川の灯籠流し」、奇際として有名な「笑い講」など一度訪れてみたい場所がたくさんあるのが防府市です。

防府駅近くで人気の観光スポット

毛利氏庭園

山口県防府市にある毛利氏庭園は、標高225mの多々良山山麓に位置する国指定名勝の庭園です。明治新政府により東京在住を命じられていた藩主たちの国許居住を許されると、毛利元徳公も領地であった山口県に邸宅を建設することになります。この地に決めたのは、当時内務大臣を務めていた元藩士の井上馨。本邸と庭園が完成したのは大正5年になってからのことです。
本邸は約4千㎡、庭園は約8万4千㎡の規模を持ちます。軒唐破風付車寄せが印象的な本邸は、江戸時代の御殿造りの様式を取り入れた建造物です。梛川（なぎがわ）に添った表門に続く道の右側にはモミジの林、左側には数百本のサツキが咲き誇る路傍庭園となっています。
路傍庭園を通り庭園内部に入ると、重厚な車寄せの前に巨大な灯籠が配置された前庭が広がります。さらに中雀門（ちゅうじゃくもん）の中に進むと、庭園のシンボルと言える約8千㎡の「瓢箪池（ひょうたんいけ）」や自然を活かした小丘などが楽しめる内庭。広大な園内には、春のウメ、サクラ、初夏のフジ、サツキ、ハナショウブ、秋から冬にかけてはモミジなどが庭園全体に配置され季節の移ろいを楽しませてくれます。
かつての子供部屋は、毛利家にまつわる数多くの所蔵品を展示する「毛利博物館」となっており、所蔵する文化財は約2万点。その隣の毛利邸の一部を利用した「毛利ミュージアムショップ舞衣（まい）」は、休憩や食事ができる場所です。
毛利氏庭園へは、防府駅からは車で約8分、防府東IC、または防府西ICから約15分の距離で、120台収容の駐車場が完備されています。

防府天満宮

「防府天満宮（ほうふてんまんぐう）」は、山口県防府市にある神社です。菅原道真（すがわらみちざね）を学問の神として祀った天満宮で、904年に創建されました。 日本で最初に創建された天神様を名乗っており、京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮と共に「日本三大天神」と言われています。
防府市は、防府天満宮を中心に隆盛した街です。そのため、年間を通して非常に行事が盛んな神社となっています。 有名なのは10月に行われる「花神子社参式（はなみこしゃさんしき）」です。これは、市内の小学校から選ばれた30人以上の稚児たちが花神子となり、女官、先乗、武家など総勢500人を従えて防府駅から天満宮までを社参する祭事です。稚児たちは花駕籠や御所車などに乗り、およそ1.8kmを粛々と進みます。美しい王朝時代を思わせる行列は一見の価値があると観光客にも人気。
また、夏には「防府天満宮御誕辰祭夏祭り花火大会（ほうふてんまんぐうごたんしんさいなつまつりはなびたいかい）」が行われます。およそ2000本のろうそくが天満宮を彩る、幻想的な夏祭りです。さらに、最終日には約4000発の花火とレーザー光線が夜空を美しく染めあげます。
防府天満宮へは、山陽自動車道を使って防府東ICおよび防府西ICから約10分の距離です。駐車場の収納台数は500台あります。花火大会のときは会場周辺が18：00～22：00まで交通規制になりますので、ご注意ください。