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ときわ公園

「ときわ公園」は、面積役100ヘクタール（東京ドーム約40個分）に及ぶ広大な総合公園です。常磐湖を中心に広がる花と緑と彫刻、そして動物園と遊園地など様々な施設があります。山口県初の「登録記念物」に登録されたほか、常磐湖は「世界かんがい施設遺産」にも登録されています。
園内にある公園やサクラ、しょうぶ苑などの自然美は、日本の都市公園100選やさくら名所100選など数多くのタイトルを獲得しているほどの美しさです。
園内では3500本のサクラや8万本の季節の花が楽しめます。1月のウメから9月のスイレンまで長い間美しい花を愛でることのできる素晴らしい空間です。
また、2016年3月には「ときわ動物園」がグランドオープンしました。全園内に生息環境展示を取り入れたのは、国内では初めての試み。アジアの森林ゾーンではシロテナガザルやボンネットモンキーなどの猿類が、中南米の水辺ゾーンではチリーフラミンゴやベニコンゴウインコなどの鳥類とミナミコアリクイなどを観覧できます。
他にもアフリカの丘陵マダガスカルゾーンや山口宇部の自然ゾーンなどがあり、様々な動物を観覧できるようになっています。遊園地には大観覧車のほか子供汽車、キャラクターバッテリーカーなど小さな子どもでも楽しめます。
駐車場は全部で7ヶ所あり、収納台数は計1500台ほど。駐車料金は2時間まで200円、3時間まで300円のほか、24時間停めても500円となっています。ゆったりと幅広い層が楽しめる公園です。

角島大橋

「角島大橋」は、山口県下関市と豊北町角島に架かる全長1,780mの架橋です。2000年11月3日に開通し通行料は無料。無料で渡れる道路の離島架橋のうち、沖縄県の古宇利大橋（こうりおおはし）の全長1,960mについで全国で2番目の長さを誇ります。
角島大橋は、エメラルドグリーンの海士ヶ瀬（あまがせ）の海を跨ぐ絶景が特徴で、テレビやCM撮影に多く採用されています。白砂の砂浜や、海に浮かぶ小島との調和の景観は、橋梁を設計する段階でルートや構造を計算しつくしたものであり、「土木学会デザイン賞2003」の優秀賞を受賞した理由ともなっています。
角島大橋を渡った先の角島には、観光スポットが多くあります。角島は北長門海岸国定公園の一部で、手つかずの自然が多く残されています。「つのしま自然館」ではクジラの骨格標本や角島の自然を紹介しています。そばには「角島大浜キャンプ場」があり、そこでは海を見渡しながらキャンプを楽しむことができます。「角島大浜海水浴場」や「しおかぜの里角島」など、美しい白浜の海水浴場があり、夏は海水客でにぎわいます。「角島灯台」はイギリス人技師による石造りの歴史ある灯台で、内部の105段もの階段を登った先からは360度の雄大なパノラマが楽しめます。灯台のそばには、下関市の花である白い花のハマユウの群生地があります。
角島大橋へのアクセスは、車で中国自動車道下関ICから小月ICを出て、国道491号線、県道34号線を北上。およそ70分の所要時間です。