※2025-01-26 01:00 時点の日帰り料金を表示しています。
島根県の隠岐島(おきのしま)にある隠岐空港は、大阪国際空港と出雲空港へ定期便が就航する、隠岐諸島の空の玄関口です。
島根県の北方約40~80km。大小180の無人島と、島前・島後に分かれた4つの有人島からなる隠岐諸島は、プレート活動の影響による海面の上下で独自の自然と生態系が生まれた世界でも珍しい成り立ちをもつ離島です。2013年にユネスコ世界ジオパークの認定を受け、空港の名前も隠岐世界ジオパーク空港と改めました。後鳥羽上皇や後醍醐天皇が暮らした遠流の島としての歴史を持ち、独自の文化が息づく街としても知られています。
島の名産品は、サザエや岩ガキ、今津めかぶなど新鮮な海の幸。空港ロビーにある売店では、さざえもなかや駅鈴まんじゅうなどのユニークな土産品を購入できます。
レンタカーの営業所は、空港から約5km離れた島の中心部となる西郷港周辺に集まっています。空港の無料送迎を行っている会社もあるので、予約時に確認しておきましょう。飛行機の発着にあわせ、空港から路線バスも運行しています。
空港から車で約10分北上すれば、樹齢800年の「乳房杉」や、重要文化財の億岐家住宅がお出迎え。日本の秘境100選にも選出されている檀鏡の滝湧水まで約40分、奇岩「トカゲ岩」展望所まで約45分で到着します。夕日と重なるとローソクのように見える無人島「ローソク島」を一望できる高台は空港から約1時間。4月~10月には隠岐の島後北に位置する重栖港、福浦岸壁または赤崎岸壁から遊覧船が運航し、間近で見ることも可能です。
島根県の空港・駅・市区町村・スポットから探す