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福知山駅近くの観光情報

福知山駅は、丹波山地や夜久野高原、大江山の豊かな自然に囲まれた北近畿の中心部にある京都府福知山市の玄関口です。大阪、京都から車や電車で約1時間半。JR山陰本線と福知山線、京都丹後鉄道（WILLER TRAINS）の宮福線が乗り入れ、京都駅や大阪駅、城崎温泉、宝塚から乗り換えなしでアクセスできます。
福知山市は、2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公・明智光秀公ゆかりの地。織田信長の命で丹波を治めた光秀公の居城・福知山城は、駅から車でおよそ10分で到着します、当時は暴れ川といわれていた由良川の治水工事を手掛け、現在の福知山市の礎となる城下町を築いた光秀公の功績を称えるお祭りは、福知山市の風物詩です。例年8月の「福知山ドッコイセまつり」は、福知山城を築いた領民の掛け声に由来する福知山踊りや、北近畿でも最大規模の花火大会が見どころです。毎年10月には、光秀公を祀る御霊神社の例大祭と合わせて「丹波光秀ききょうまつり」が開催されます。お祭りの当日、会場となる御霊公園と広小路通りの周辺は交通規制が行われます。お車の駐車は。周辺の由良川河川敷グラウンド駐車場や御霊公園横の福知山パーキング（有料）をご利用下さい。
お菓子作りが盛んな福知山市は“スイーツの街”としても有名です。毎年秋、丹波光秀ききょうまつりの時期には全国のスイーツが集まる福知山スイーツフェスティバルも開催されます。会場は御霊公園となりの福知山厚生会館。タイミングがあえば是非足をお運びください。

福知山駅近くで人気の観光スポット

福知山城

JR福知山駅から車で7分。京都府福知山市にある福知山城は、2020年NHK大河ドラマの主人公にも選ばれた戦国武将、明智光秀の築城したお城です。
安土桃山時代の天正7年（1579年）に完成したお城は、福知山盆地の丘陵の先端に位置していたことから、臥龍城（がりゅうじょう）とも呼ばれていました。明治時代の廃城令により、天守閣などの主要建物は解体されましたが、福知山市民の熱意により、1985年に地上4階建ての天守閣の復元が行われています。
現在、天守閣とその周辺は福知山城公園として整備され、天守閣内部は福知山地方の歴史・文化財を紹介する、郷土資料館として運営されています。最上階4階の展望台から、光秀になった気分で福知山市内を一望できますよ。
ほかにも、橋上が天守閣の絶好の撮影スポットとして知られている急勾配な橋・昇龍橋や、井戸としては日本一の深さ50mを誇る豊磐の井（とよいわのい）など、見どころがいっぱいです。
天守閣周辺には多数の桜、カエデも植栽されており、桜・紅葉の名所としても知られています。天守閣は通年ライトアップされているので、春には夜桜、秋には夜紅葉も楽しめます。
福知山城公園の南方面には、幹線道路の国道9号、175号線、車で10分の場所には兵庫県内への移動に便利な舞鶴若狭自動車道の福知山ICがあります。公園の東側にある商業施設のゆらのガーデンには、無料の観光駐車場も整備されています。天守閣の郷土資料館は、毎週火曜日が定休日です。

長安寺

JR福知山駅から車で10分。標高400mの姫髪山（ひめがみやま）の山腹に長安寺（ちょうあんじ）はあります。今から1400年以上前の飛鳥時代に、聖徳太子の実の弟・麻呂子親王の命により創建されたと伝わる古刹です。
豊かな木々に囲まれたお寺は、紅葉の名所としても知られています。500本以上の木々が赤に黄色、オレンジ、黄緑に染まった光景は特筆もので、「丹波（たんば）のもみじ寺」とも呼ばれているほど。
見ごろを迎える例年11月の第二日曜には、茶会やお琴・尺八の演奏が楽しめる「長安寺紅葉まつり」も開催されています。
境内の見どころは、江戸時代に再建されたという本堂です。風格漂う本堂には、平安時代に造られたという本尊・釈迦如来像が安置されています。境内にある300年以上前に作られた庭園・薬師三尊四十九燈の庭や、樹齢600年を数える大木・授乳のイチョウも人気のスポット。紅葉以外にも、春には桜、夏は新緑、冬は雪景色と、四季折々の景色を満喫できます。
毎年1月8日には甘酒やうどんなどが振る舞われる初薬師大祭が、8月16日にはお寺の裏にある姫髪山で、京都の夏の風物詩・丹波大文字の送り火が行われます。国道9号や429号線が近くを通り、最寄インターチェンジの舞鶴若狭自動車道福知山ICも車で20分とアクセス良好です。お寺には無料の駐車場も整備されています。

三段池公園

JR福知山駅から車で約15分。京都府、烏ヶ岳南部の開けた高台にある三段池公園は、4.8ヘクタールの広さを持つ三段池を中心に、アミューズメント施設やスポーツ施設の集まる緑豊かな公園です。桜やツツジの名所としても知られ、春にはピクニックを楽しむ沢山の人出で賑わいます。また、毎年勤労感謝の日（11月23日）の福知山マラソンの開催地でもあります。
三段池は、もとは江戸時代中期の福地山藩主・松平忠房公によって農業用に作られたため池です。池の周囲は、レッサーパンダやペンギンなど、小型の動物70種300匹と触れ合える福知山市動物園や、満天の星空を楽しめるプラネタリウムのある児童科学館を結ぶ、約1.3kmの散策路が整備されています。池の北側には、ランやサボテン、熱帯果実など720種類5500株の植物を観察できる都市緑化植物園が広がります。
園内には他にも、わんぱく広場や、開放感あふれる大はらっぱなどご家族そろって遊べるエリアが満載です。福知山市内を一望できる猪崎城（いざきじょう）跡は、かつて由良川をはさむ福知山城の城主だった明智光秀と戦い敗れた福知山地方の国人、塩見家の居城跡です。
三段池公園の近くは国道175号線や176号線、429号線、9号線と四本の国道が通り、車で15分の場所には舞鶴若狭自動車道の福知山ICもありお車のアクセスも良好です。公園周辺には10カ所以上の無料駐車場も整備されています。動物園や科学館は毎週水曜日が定休日です。福知山マラソンの当日は、公園周辺で交通規制が行われるためご注意ください。