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• 東横 INN 北上駅新幹線口 駅から 約0.06km
  
• JR東日本ホテルメッツ 北上 駅から 約0.11km
  
• コンフォートホテル北上 駅から 約0.19km
  
• ホテルルートイン北上駅前 駅から 約0.25km
  
• グリーンホテル北上 駅から 約0.25km
  
• ANAホリデイ・イン岩手北上 by IHG 駅から 約0.49km
  
• アパホテル〈北上駅西〉 駅から 約0.68km
  

北上駅近くの観光情報

JR盛岡駅から新幹線で約20分。岩手県北上市にあるJR北上駅は、首都圏と東北地方を結ぶ東海道本線・新幹線と、秋田県横手市へと延びる北上線の接続駅です。秋田自動車道へ接続する東北自動車道・北上江釣子（えづりこ）ICへは、車を利用して約15分と好アクセス。約10分圏内には、東北を東西南北に貫く国道4号線・107号線が走る、東北交通の要衝として親しまれます。
駅の周りには、全国で唯一「詩歌（しいか）」を専門とした文学館「日本現代詩歌文学館」や、曲り家をはじめとした日本の伝統家屋29棟を移築・展示した「みちのく民俗村」など、観光スポットがいっぱいです。北上川を挟んで東には、日本さくらの名所100選にも選ばれた北上市立公園展勝地もあります。桜の開花に合わせて開催される「北上展勝地さくらまつり」では、黒沢尻歌舞伎さくら道中や北上川遊覧も楽しめます。
駅から約15分の「北上市立鬼の館」は、鬼にまつわる伝承やさまざまな表情の鬼面を保存・展示する博物館です。鬼面と力強い踊りが特徴の北上市伝統芸能、「鬼剣舞（おにけんばい）」の定期公演会は必見です。
夏油（げとう）温泉をはじめとした4つの温泉や、冬にはスキーを楽しめる人気スポット「夏油高原」へは、駅から車を利用して約50分。東北地方で初めて世界文化遺産に登録された、平安時代末期の遺跡群「平泉」へは、東北自動車道を南下し約40分で到着します。

北上駅近くで人気の観光スポット

北上市立公園　展勝地

岩手県北上市の北上川沿いにある「北上市立公園 展勝地（てんしょうち）」は、東北屈指の桜の名所として有名な公園です。大正10年に開園した歴史ある公園で、1990年には「さくらの名所百選」にも選ばれました。また、青森県の弘前公園や秋田県の角館（かくのだて）とともに、みちのく三大桜名所としても知られる場所です。北上川にかかる珊瑚橋のたもとから約2kmもの桜並木が続いており、3万平方ｍほどの敷地内には、約150種もの桜が1万本近く植えられています。春には「北上展勝地さくらまつり」も開催され、多くの花見客で賑わいを見せる場所です。
園内には桜以外に約10万本のツツジも植えられており、桜のシーズンが終わった後も、来園者の目を楽しませてくれます。そのほか秋には紅葉、冬には北上川に飛来する白鳥の姿なども見られるスポットです。また、園内では遊歩道やサイクリングロードを散策できるだけでなく、「サトウハチロー記念館」や米蔵風のレストハウスなども利用できます。周辺には「みちのく民俗村」や「北上市立博物館」「利根山光人記念美術館」などもあり、桜以外にも見どころが多数あるスポットです。園内にはすべり台やブランコをはじめとする遊具も設置されていて、大人から子どもまで楽しめます。
車の場合、JR北上駅からは県道14号を通って約10分、東北自動車道からであれば北上江釣子ICで下りて国道107号を経由し、15分ほどで到着。約300台が収容できる駐車場も設けられているため、車でもアクセスしやすい観光地です。

夏油温泉郷・夏油高原

岩手県北上市の「夏湯高原（げとうこうげん）」には、夏油温泉のほかに入畑温泉、瀬美温泉、水神温泉の4つの温泉があり、合わせて「夏油高原温泉郷」と呼ばれています。なかでも、夏油温泉は栗駒国定公園の北端に位置しており、木々に囲まれた秘湯として有名です。全国名湯百選にも選ばれているほか、江戸時代には「南部藩随一の名湯」とも呼ばれていました。また入畑温泉は、入畑ダムの下流に位置する瀬目渓谷（せめけいこく）に自噴しており、ダムや大自然といった壮大な眺めも楽しめるのが特徴です。
夏油高原では秋になると美しい紅葉が山を染め、毎年10月に行われる夏油高原紅葉まつりも行われます。まつりの期間中はゴンドラの中から紅葉を眺めるゴンドラ遊覧や、紅葉トレッキングなどもあり、高原の秋を満喫できるのが魅力です。雪の季節にはスキー場もオープン。ナイター施設も充実しており、ナイタースキーも楽しめるスポットです。周辺にはほかにも、入畑ダムと北上平野が一望できる「入畑ダム展望広場」や、鬼について学べる「北上市立鬼の館」など、道中楽しめるスポットがいろいろあります。
車の場合、夏油高原へは東北自動車道北上江釣子ICから約40分、JR北上駅からも、40分ほどでアクセスすることが可能です。特に夏油温泉まで続く夏油温泉江釣子線は「夏油高原いで湯ライン」とも呼ばれ、豊かな自然を眺めながら走れる人気のドライブコースとなっています。道中さまざまなスポットに立ち寄りながら、温泉郷までの旅を楽しみましょう。

和賀の松島

岩手県北上市を流れる一級河川の和賀川。その中流に石羽根ダムによってせき止められてできた湖の周辺は、風景が日本三景のひとつである松島のようであることから「和賀の松島」と名付けられました。和賀の松島の北岸にそびえるのが、高さ約50ｍの綱取断層です。綱取断層は、くっきりとした縞模様の地層が見られるのが特徴となっています。さらに南の斜面の岩肌には赤松も生えており、これらの景観が宮城県にある松島の海岸線を彷彿とさせるのです。
和賀の松島周辺は、5月頃には山ツツジ、秋になると紅葉が見られる場所でもあり、鮮やかなツツジや紅葉が湖面に映る風景も人気となっています。綱取断層からはクジラやイワシの化石なども発見されており、断層を眺めながら日本列島の長い歴史に思いを馳せることもできる場所です。周辺には近代産業遺産である水沢鉱山の施設跡を利用した「水沢鉱山（みんちぁやま）古道ふれあいの森」や、ミズバショウが群生する「羽山野草園」などもあります。和賀地区に訪れたら、あわせて訪れるのもいいでしょう。
和賀の松島へは、秋田自動車動北上西ICから車で10分ほどで到着します。東北自動車道北上江釣子ICで下りた場合も、国道107号を通って20分ほどでアクセスすることが可能です。国道107号は、かつて正岡子規がその周辺を「近国無比の勝地なり」と讃えたことから、現在は子規ラインと呼ばれています。少し先まで足を伸ばして、正岡子規の句碑を巡りながらドライブを楽しむのもおすすめです。