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青島・青島神社

「青島」は、宮崎市から南へ約20km離れた距離にある小さな島です。弥生橋と呼ばれる橋が島を繋いでいます。宮崎空港から車で15分ほどで到着します。青島には車が入れないため、青島参道入口周辺の駐車場を利用することをおすすめします。
青島は「鬼の洗濯板」と呼ばれる奇岩が広がっていることで有名な島で、自然が作り出したその岩の眺めは壮観です。海岸に降り立ってその不思議な岩をじっくり見てみると楽しい発見があるかもしれません。島内には亜熱帯性植物が多く茂っており、秘境のような雰囲気で、南国にいる気分を充分に味わえます。南国特有の植物に興味のある方は島の中をぐるりと歩くと熱帯地特有の珍しい植物を発見できるので散策してみましょう。
島の中には有名な「青島神社」があります。古事記などで有名な「海幸山幸兄弟」の伝説の地で、縁結びにご利益があることで有名です。独身の男女が良縁祈願にこの神社に訪れます。恋愛のパワースポットとしても賑わっており、神社内で結婚式を挙げることもできます。お守りと御朱印を旅の記念として購入するのも良いでしょう。縁結び、夫婦守など、オリジナリティのあるかわいらしいお守りは持っているだけで幸せな気分になれるかもしれません。
リゾート地にある神社というのは日本でも珍しいので行く価値があります。1月の成人の日にある「はだか祭り」、3月の「春祭り」、7月に「海を渡る祭礼」の夏祭りがあります。どの祭りも盛大に行われ、見どころ満載です。時期が合えば参列するのも良いでしょう。このように青島は南国の宮崎を満喫できるスポットです。

宮崎神宮

「宮崎神宮」は、日本の初代天皇である神武天皇が祀られている格式高い神宮です。その由縁から皇室関係者も参拝に訪れています。宮崎空港から車で30分、JR宮崎駅からは10分ほどです。大きな鳥居が出迎えてくれて、緑に囲まれた参道を歩くと本殿に到着します。森の中にある本殿では静かで神秘的な空気を感じることができ、心穏やかにゆっくりと参拝できるでしょう。
宮崎神宮は結婚式や七五三の参拝などでも人気です。盛大なお祭りをすることでも有名で、祈年祭、新嘗祭、宮崎神宮大祭では多くの県民が参加する規模の大きな祭りとなっています。夏には夏越祭といって無病息災を願い、茅の輪をくぐる神事があります。時期があえば参加してみても良いでしょう。毎月1日には朔日祭りがあり、その日はいつもより多くの参拝者が訪れます。その日のみ参拝餅が発売されます。毎月違うお菓子が販売されるので、楽しみにしている人も多いようです。
神宮内には天然記念物にも指定されているオオシラフジがあります。4月中旬頃は白い大きな花がとても美しく咲き誇ります。オオシラフジの見頃が終わる頃にノダフジが見頃となります。こちらは紫色でとても綺麗です。敷地内には護国神社や国の重要文化財にもなっている茅葺き屋根の民家を復元した住宅も点在しており、周辺をぐるりと歩くと新しい発見があるかもしれません。緑溢れる静寂な神宮の中でのんびりと過ごすと疲れた体と心がリラックスできるでしょう。

鵜戸神宮

「鵜戸神宮」は、日南市内にある、洞窟の中に本殿がある珍しい神社です。宮崎ICから車でおよそ50分、日南市内からは20分程度です。断崖絶壁にある神宮は迫力満点で、天気の良い日は青い空と青い海がとても綺麗で最高なロケーションの神社です。本殿に行くまでに少し距離があり、石段も多いので歩きやすい靴で行きましょう。
本殿に行くまでに神門、楼門をくぐると千鳥橋に着きます。日向灘が見渡せる絶好の撮影スポットなので記念写真を撮るのもおすすめです。次にある玉橋を渡ると、本殿が見えてきます。階段を下りて洞窟内にある本殿を目指します。洞窟内にある本殿は鮮やかな朱塗りで美しく、空気がひんやりとしているので冬場は温かくして行く方が良いでしょう。
本殿前から海を見下ろすと「霊石亀石」と呼ばれる岩があります。岩の窪みの中に運玉を投げ入れることができると願いが叶うということで知られており、多くの参拝客が挑戦しています。岩は少し遠いので、入れることは簡単ではないのですが、ぜひ挑戦してみましょう。
「鵜戸神宮」で有名なスポットとして「お乳岩」と呼ばれる岩があります。安産祈願や妊娠を望む女性たちがご縁にあやかることを期待して訪れています。お乳岩にあやかって、産後に母乳の出がよくなるというお乳飴も販売されており、人気の商品です。
ここ鵜戸神宮は神話にも登場する由緒ある神宮なので、お守りや御朱印を購入すると良い参拝の記念になります。広い海や珍しい自然美の岩をじっくりと眺めることも楽しいでしょう。