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• ホテルエリアワン福山 駅から 約0.26km
  
• ホテルトレンド福山駅前 駅から 約0.28km
  
• リッチモンドホテル福山駅前 駅から 約0.3km
  
• 福山オリエンタルホテル 駅から 約0.3km
  
• ベッセルホテル福山 駅から 約1.01km
  
• カンデオホテルズ福山 駅から 約1.04km
  

福山駅近くの観光情報

福山駅は広島駅と岡山駅のほぼ中間にあり、県内では広島市に次ぐ人口を有する福山市の中心部に位置しています。また、瀬戸内海の備後灘に面するJR山陽本線の主要駅であり、山陽新幹線の停車駅でもあります。福山城の城跡敷地に造られたこともあり、高架を走る路線のホームから福山城を眺めることができる国内では珍しい駅のひとつです。駅北側の城跡は福山城公園として整備され、公園内には福山城博物館、県立歴史博物館、ふくやま美術館など県と市の施設が設けられています。
福山駅は山陽本線と山陽新幹線に加え、福山駅が起点となる福塩線が乗り入れるなど備後都市圏の交通の要衝にもなっています。
福山市は広島県内でも大手企業などの拠点が多く、中核となる都市。また、福山港は倉敷市の水島港に次ぐ貨物取扱い量を持つなど経済的にも栄えてきた土地です。
福山で最も有名な観光スポットが「鞆の浦(とものうら)港」。鞆の浦は瀬戸内海に面する港町で、江戸時代から続く港の町並みが残されており、美しい海の景色と歴史ある風情が漂う癒しの港町と呼ばれています。港沿岸と沖に浮かぶ島々は「鞆公園」として国の名勝・国立公園に指定されているエリアです。鞆の浦は坂本龍馬のいろは丸が紀州藩の明光丸と衝突し賠償交渉を行った場所として歴史に名を残しています。坂本龍馬と海援隊が宿舎とした隠れ部屋や、いろは丸の歴史的史料を展示するいろは丸展示館を観覧することができます。JR福山駅から鞆の浦までは車で30分ほどの距離です。

福山駅近くで人気の観光スポット

福山城

「福山城」は、久松城、葦陽城（いようじょう）の異名を持つ日本100名城の一つです。福山城はJR福山駅から徒歩約5分の位置にあり、駅から見ることもできます。駅近くでありながら、隣接する「ふくやま美術館」と「ふくやま文学館」の駐車場を利用できるので、車で行くのにも便利です。
福山城は1622年、備後福山藩の初代藩主であり、徳川家康の従兄弟でもある水野勝成が領主のときに完成しました。1873年には廃城になり、建物の多くは解体され、敷地の多くも売却されています。さらに、1945年の福山大空襲によって天守閣まで焼失しました。しかし1966年、天守閣や御湯殿などが復元され、天守閣は「福山城博物館」として利用されています。
福山城博物館では、福山城関連の武具類や書画、福山の歴史に関する資料の展示がなされています。また、最上階は福山市街地を一望できる絶景スポットです。天守閣の周りには、国の重要文化財である伏見櫓と筋鉄御門があります。さらに、天守閣の下には福山城公園があり、春にはソメイヨシノなど約300本の桜が咲き誇る桜の名所となっています。公園の隣にはふくやま美術館やふくやま文学館、「広島県立歴史博物館」もあり、文化施設が集中しているエリアです。ふくやま文学館では、井伏鱒二、福原麟太郎といった福山にゆかりのある文学者の足跡を追い、テーマごとに展示しています。博物館と美術館の隣には芝生の広場があり、ピクニック気分を味わえる憩いの場です。

鞆の浦

「鞆の浦」は広島県福山市の中でも、南部に位置する沼隈半島の南端にあります。1934年に瀬戸内海国立公園として指定されたエリアの中に含まれ、風光明媚な景観を持つ土地です。
また、江戸時代には北前船の寄港地であったことや、坂本龍馬やシーボルトも立ち寄ったことがあることでも知られ、歴史を感じさせてくれる場所でもあります。鞆の浦は瀬戸内海の潮の境目である立地から、かつて潮の流れが変わるときを待つ船が多く集まる「潮待ちの港」として栄えました。そのころの面影を残す町並みが保存されており、まるでタイムトリップしたような雰囲気を感じながら散策することができます。
鞆の浦には国の史跡に指定されている「福禅寺 対潮楼」など由緒ある寺社仏閣が多く、昔ながらの佇まいを残した町家、商家などもみられます。豊かな自然が今なお残る「仙酔島」を臨む海の眺めも見どころです。仙酔島までは約5分の連絡船で渡ることができるため、足を伸ばしてみることもできるでしょう。また、鞆の浦沖は良好な漁場であり、特にしらす漁が盛んです。そのため、しらすやちりめんを使ったグルメを味わえる飲食店が点在しています。
鞆の浦への車でのアクセスは、JR福山駅から鞆の浦観光センター周辺まで県道22号線経由で約15km、24分の距離です。遠方から山陽自動車道を使ってアクセスする場合、岡山や大阪方面からは福山東ICから約15kmの距離で35分、広島方面からは福山西ICで降りると、約25kmで45分ほどかかります。鞆の浦観光センター周辺から港にかけては市営および民間の駐車場が複数立地しています。

阿伏兎観音（磐台寺観音堂）

広島県福山市にある沼隈半島の最南端に建っている寺は「阿伏兎観音（あぶとかんのん）」です。「磐台寺観音堂（ばんだいじかんのんどう）」とも呼ばれています。阿伏兎観音へのアクセスは車が便利で、JR福山駅、JR松永駅どちらからでも車で30分ほど。4台停められる無料の駐車場があります。
阿伏兎観音は992年に花山法皇により建創され、戦により荒廃した観音堂を1570年から1573年に毛利輝元が再建しました。国の重要文化財に指定されている朱色の観音堂は、瀬戸内海へせりだした荒々しい崖の上に建てられており、調和のとれた美しい景観が魅力的。その美しさは浮世絵師の歌川広重が描いたことでも知られています。観音堂からは景色を遮るものは何もなく、視線の先に広がる瀬戸内海は絶景です。観音堂を移動する時は、真下に見える打ち寄せる波と崖に吸い込まれそうなスリルも楽しめます。
航海の安全、子授け、安産のご利益があるとされ、多くの方がご祈祷に訪れています。観音堂の中に入ると、たくさんのおっぱい絵馬が奉納されています。おっぱい絵馬は購入できますが、手作りのおっぱい絵馬も多くあり、子を想う家族の愛情や、子宝を願う想いがあふれる風景となっています。
阿伏兎観音から5㎞ほど行くと、映画のロケ地やアニメの舞台にも選ばれる港町「鞆の浦（とものうら）」があります。江戸時代から残る寺社、町家が大切に保存されており、瀬戸内海特有の島景色など、歴史と自然の見どころが満載です。阿伏兎観音からドライブを楽しみながら訪れてみるのもおすすめです。