石垣島の市街地からレンタカーでおよそ30分、新石垣空港からだとおよそ23分。
定番スポット「川平湾」にもほど近い、島の北側に走るドライブに最適な県道79号沿いに、島で最も人気の高い、水平線まで続く青いグラデーションに癒される「米原ビーチ(よねはらびーち)」があります!
1.西表石垣国立公園にも指定されている、島で一番人気の高い天然ビーチです♪

左右にのびる白い砂浜と青い海は約1キロメートル。
ため息の後で思わず深呼吸してしまう、そんな解放感全開のロケーション。

視界の奥に見えるのは、同じく人気観光スポット「川平湾」周辺と、石崎半島の山々。
そしてその手前から沖へと広がる、濃淡美しい海のグラデーション。
透明度が高く、水底の根が見えていますね。
これは熱帯魚がたくさんいそう♪
2.遠浅でシュノーケリングスポットとしてオススメ♪

遠浅の水中には広範囲にサンゴ礁とそこに住む熱帯魚の世界が広がっていて、初心者でも楽しむことができる絶好のシュノーケリングスポットになっています!

「あれなんていう魚かな」
「青くてきれい!」

▶デバスズメダイ
白い砂地に点在するサンゴ礁には、青い群れが美しい「デバスズメダイ」や「ルリスズメダイ」。

▶ロクセンスズメダイ
体の縞模様が特徴の「ロクセンスズメダイ」や「オヤビッチャ」。

▶ミノカサゴ
愛嬌のある顔が可愛い「ハコフグ」や、毒があるので近づかずに観察する、美しい「ミノカサゴ」など、本当にたくさんの熱帯魚を観察する事ができます♪
3.離岸流に注意!ライフジャケットなどの浮力体を装備して安全に遊びましょう!

初心者でも水中世界を満喫できるシュノーケリング!
でもそんな楽しいシュノーケリングをする際には、ライフジャケットやウェットスーツなどの浮力体など、事故に合わないためにもしっかりとした準備も必要です!
実は米原ビーチは、「遊泳危険区域」に指定されている、危険もひそむビーチなんです。
沖におよそ200メートルのリーフエッジまで進むと、そこからは急に水深20メートルぐらいにまで落ちる地形。
そしてサンゴ礁のリーフで囲まれた米原ビーチでは、干潮時の沖合で「離岸流」が発生します。

▶離岸流のイメージ図(沖楽「沖縄で事故なく安全にシュノーケリングをする方法」より)
離岸流とは、リーフの切れ目を通って岸から沖に向かう強い流れで、いったんその流れに捕まってしまうと、どんどん沖に流されて大人でも戻ってこれなくなる事があります。
「いくら泳いでも岸に戻れない」 なんて時は、岸に向かって泳いで体力を消耗させるのではなく、横に泳いで、離岸流から外れるように心がけてください!
より安全に楽しくシュノーケリングを楽しむ方法として、近隣のレジャーショップのシュノーケリングプランに参加することもおススメです!
ショップを利用する事で、プロのガイドによる監督のほか、更衣室にシャワーや駐車場なども、安心して確保することが出来ます。
4.駐車場など設備も充実しているので、レンタカーでの立ち寄りにもおススメです♪

▶コインシャワー(200円)

▶売店
米原ビーチ入口には有料駐車場(500円/1日)やコインシャワー、そして軽食や飲料のほかに、シュノーケリング器材のレンタルなども行っている売店がありますので、手ぶらでも海遊びすることが出来ます。

▶有料駐車場(500円/1日)
ちなみに、7台ほどの無料駐車スペースもありますが、これは皆さんの運次第です(笑)
シュノーケリングツアーを開催している「JellyFish(ジェリーフィッシュ)」さんは、
もう1つのビーチ入口側にありますよ!
【行き方】
空港から向かう場合は、島の反対側に進むイメージで、国道390号から県道を209号→87号と進み、T字路に行きついたら79号を左折。
2キロメートルほど先、右手にビーチ入り口があります。
市街地から向かう場合も、87号を北上して同じくとなります。
Photo&Text:緑川 徹也
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