南城市玉城にある、みーばるビーチを存分に楽しめるアクティビティスポット・みーばるマリンセンター内に、こだわりの沖縄そばとかき氷が食べられるカフェ「SUISAI(すいさい) - Beach side cafe - 」が2023年7月にオープン!
マリンセンター併設というと、食堂やパーラーなどで簡単に軽食を、というイメージがありますが、SUISAIは隅々までこだわった食事タイムが楽しめる上質なカフェ。
海遊びのお昼ごはんはもちろん、おいしい沖縄そば目当てに訪れるもよし、ふわふわかき氷でおやつタイムを満喫するもよし、海を眺めてドリンクタイムもよしなお店です。
1.みーばるビーチの絶景をパノラマで見渡せる抜群の展望

店内に入ってすぐ、視界に飛び込んでくるのはみーばるビーチの清々しい海。
白基調の店内とパノラマビューで見渡せる海の青さが上品に混ざり合い、海が見える結婚式場のように洗練された空間です。

お店の下にはマリンセンターがあり、バナナボートやシュノーケルなどアクティブな遊びから、濡れずに楽しめるグラスボートなど種類豊富に楽しめるので、海遊びの後に立ち寄るのもおすすめです。
2.タイラ製麺所のもちもち生麺と柔らか三枚肉

贅沢な絶景を眺めながら味わえるのは、沖縄そばとかき氷。
沖縄そばに使用する麺は、『月曜から夜更かし』でお馴染みの嫁ニーさんが経営するタイラ製麺所から麺を取り寄せており、のど越しのよいもちもちの生麺が味わえます。
もちもち麺の上にかなりの存在感で盛り付けられているのは、こちらもタイラ製麺所から仕入れた三枚肉。
分厚くカットされた2枚の三枚肉は、インパクト大!
追加でジューシー(沖縄風炊き込みごはん)を注文して、三枚肉の肉汁を沁み込ませながら食べるのもおすすめです。

のど越しよい生麺とボリューム満点な三枚肉にあわせるのは、鰹と昆布出汁をベースにしたあっさりスープ。
鰹節は特上の本鰹節を使用し、一晩寝かせた昆布とあわせて、澄んだ海をイメージしたすっきりさっぱりとしたスープに仕上げています。
こだわりの一杯を盛り付ける、マカイ(お茶碗や丼ぶりのこと)にもご注目。
ぽってりとしたかわいらしいフォルムのやちむんで盛り付けた見た目もおいしい一杯を、海を見ながら召し上がれ。
3.ミルクベースの氷を使った”飲める”ふわふわかき氷

ほかでは味わえない、一味違ったかき氷も必見です。
SUISAIでは、氷を削るタイプの一般的な機械ではなく、液体を瞬間冷凍する特殊な機械を使用。
ミルクベースで調合した液体を一滴一滴瞬間冷凍で氷にするため、氷自体に味がついていて、一粒一粒の氷がパラパラで、まるで雪が積もったようなかき氷が完成します。

空気を多く含んでいるので溶けずらく、溶けてもごくごく飲みたくなるおいしさ。
その性質から、いちご味は、生クリームたっぷりのエスプーマのふわふわ感とあわさり「ショートケーキみたい」と好評です。

味は常時4種類あり、いちご、マンゴー、黒みつきなこ、抹茶から選択可能。
迷う方はぜひ、一番人気の黒みつきなこを。
かき氷の上にたっぷりとかかった黒糖は、波照間島と多良間島産をブレンドし、甘みとコクを絶妙に調整したもの。
食感も楽しめるように、さらさらした黒糖とゴリゴリした黒糖を混ぜています。
白玉の隣にこんもりと盛られているのは北海道産の小豆。
きなこにも北海道産丸大豆を使用しており、飽きずに食べられる完成度の高い一杯です。

店名である「SUISAI」は、水彩のように季節や時間で移り変わる海の色や景色をイメージしているそう。
人と情景の混ざり合う空間をイメージし、訪れる人がそれぞれの時間をこの場所で好きなように彩って欲しいという願いが込められています。
訪れる人を想う気持ちは小さな子ども達にも向けられており、絶景カフェには珍しく子ども向けのグッズが豊富。
取り分け用のお皿やはさみだけでなく、子どもが飽きたとき用の塗り絵まであるから驚きです。

訪れる人に、素敵な時間を提供するSUISAI。
窓から海を眺めながら、あなただけの素敵なひとときを彩ってみてはいかがでしょうか。
Photo&text:三好 優実
(取材:2023年9月)
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