大型リゾートホテルが連なり、観光客のステイ先として人気が高い恩納村。
ラグジュアリーホテル「ハレクラニ沖縄」の真向かいにある、国道58号に面したガラス張りの開放的な建物が
「ステーキハウスNAKAMA」です。
骨付きステーキや1ポンドステーキをはじめ、石垣牛やアグー豚も味わえます。
1.琉球ガラスの照明が目をひく開放的な店
店内に流れるポップミュージックに誘われて中に入ると、オープンキッチンを囲んだラウンド型のカウンター席があります。
ほかに、4人掛けの席や子ども椅子もあり家族で楽しめる雰囲気。
なかでもひときわ目をひくのが、赤や青、緑色の琉球ガラスの照明!
アメリカンな雰囲気に沖縄らしさが融合する店内は、どこかレトロで特別な空気感が漂っています。
2015年6月にオープンした頃のお話を営業の井関さんと、藤川さんにお伺いしました。
「開店当時、沖縄のステーキ業界は1,000〜2,000円で食べられるお店が主流でした」と藤川さん。
ところがステーキハウスNAKAMAでは3,500円以上のメニューを展開。
値段を下げるべきか、悩んだこともあったそうです。
しかし「ご縁をいただいた業者さんとの信頼関係も厚く、自分たちがやりたい沖縄ステーキ店としての信念を曲げずに突き進もうとがんばってきました」と井関さんも語ります。
シェアして食べたい!骨付きステーキT-BONE
写真は、厚さ約5cmの骨付きカルビ T-BONE STEAK (800g)9,900円。
厚切りで柔らかく、ジューシーで上質な味わいです。
当初は「1POUND STEAK」を推していましたが、あっさりした赤身の骨付きステーキの流行をきっかけに、T-BONE STEAKを商品化したそうです。
「今では一番の売れ筋になりました」という藤川さん。
800gのステーキを、友達や家族でシェアするスタイルを楽しめます。
3.目の前でシェフが焼き上げるパフォーマンス
ステーキハウスNAKAMAのカウンターでは、シェフがお客様の目の前で料理を焼き上げるのもこだわりのひとつ。
ボリュームのある骨付きステーキやロブスターをジュージューと焼く音が食欲を搔き立てます。
「まずは焼きたての肉の味をそのまま塩・コショウで味わってみてほしいですね」と藤川さん。
その後にステーキハウスNAKAMAオリジナルのブラックペッパーやガーリックソースをかけて楽しんでほしいそう。
さらに、さっぱりと味わえるオリジナルシークヮーサーポン酢も定評がありますよ。
サイドメニューには、 肉によく合うオリオン生ビールやオニオンリングタワーがラインナップ。
他にも、ソーセージや島野菜のピクルス、ロブスターなど豊富にそろっています。
肉のおいしさはもちろん、食事の楽しみ方も提案している、ステーキハウスNAKAMA。
お客様に寄り添ったおもてなしは、沖縄の“肝心(ちむぐくる=心からの思いやり)”を表しているようですね。
Photo:藤井 千加
Text:平良 美由紀
(取材:2024年2月)
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