宮古空港から車で約10分とアクセスが良い「庶民の味処・金吾」は、宮古の郷土料理を様々な定食メニューで堪能できるお店。
地元の方々に長年愛されてきたお料理は、味はもちろんのこと、ボリュームも満点!
わいわいと気軽にお食事を楽しめる雰囲気で、お子様連れのご家族にも人気です。
1.創業当時から変わらぬ、豊富なこだわりメニュー
金吾のメニュー表には、創業当時から変わらないこだわりのメニューがずらり。
定番の宮古そばを初め、沖縄らしい郷土料理が楽しめる定食メニューが豊富です。
宮古そばだけでは物足りない方にはおかずや丼物とのセットメニューもあります。
お腹のすき具合やその日の気分によって、ちょうど良いメニューがきっと見つかるはず!
店内はテーブル席に加え、広々とした座敷や個室が完備されており、お子様連れでも安心。
親しみやすいアットホームな雰囲気で、ゆっくりとお料理を楽しめる空間です。
2.ボリューム満点、赤魚甘酢定食
金吾の赤魚甘酢定食は、創業当時から愛されてきた看板メニュー。
金吾を訪れるほとんどのお客様が注文するほどの人気ぶりです。
赤魚は宮古島ではお馴染みの魚で、オーナーも子どものころからよく食べていたそう。
身が大きくしっかりとしていて、食べ応えがあるのが特徴です。
赤魚にたっぷりとかかった甘酢は、オーナーのこだわりのひとつ。
たくさん食べていただきたいとの思いから、誰もが好む味付けに調整しています。
そしてなんと言っても、見た目のインパクト!
赤魚の大きさとまるでシャチホコのような見事な見栄えに、驚かれる方も多いとか。
ボリュームたっぷりながらも、サクッと軽やかに揚げられた赤魚と甘酢餡の絶妙な酸味が絡み合い、あっという間にお皿の上は空っぽ!
見た目もお味も、最後まで飽きることなく楽しめる一品です。
3.地元食材の宝庫!アーサ汁とグルクンの唐揚げ定食
沖縄の県魚にも指定されているグルクン(タカサゴ)は、刺身・焼き魚・煮付けなど様々な調理法で食べられていますが、特におすすめなのがこの唐揚げ。
あっさりとクセのない白身魚であるグルクンは、油で上げることでコクと旨味が増します。
小骨の多い魚ですが、金吾では下処理の段階で丁寧に中骨を抜いているため、とっても食べやすい!
骨を気にせずバクバク食べられるのが嬉しいポイントです。
「アーサ汁とグルクンの唐揚げ定食」には、グルクンの唐揚げによく合う、オーナーこだわりのアーサ汁も付いています。
沖縄料理の定番アーサは、食物繊維やミネラルがとっても豊富!
汁物で栄養素をまるっといただくのがおすすめです。
金吾のアーサ汁は、毎日丁寧に出汁から作ります。
10種類以上のこだわり食材から取れた出汁と、オーナーが厳選した塩で味付けされたアーサ汁は、旅の疲れをほっこり癒してくれる優しいお味。
大きなお椀にたっぷりと入ったアーサの風味と、出汁の旨味が口の中に広がります。
金吾では、定食メニューをオーダーするとメインの他に、ラフテーやソーキ、もずく酢など小鉢が付いており、いろんな沖縄料理を一度に味わうことができます。
美味しさとボリュームを兼ね備えた金吾自慢のメニューの数々。
地元の方々に愛されてきた宮古の味を、地元の雰囲気とともに堪能してみてはいかがでしょうか?
Photo:松山 雅斗
Text:宮崎 ななこ
(取材:2024年1月)
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